マスクだよぉ
2023.03.22 Wed 12:20:29
「裕子!もうマスクを着けなくて良くなったんだよ!!
こんな話を聞くと、ホッとするよね」
うれしそうに女王様が入ってこられてね。
裕子も、ホッとしちゃったよ。
「でもね!まだ完全じゃなくってね。
着ける着けないは、個人の判断に委ねるんだってよ」
「そういや、着けなくっちゃいけなくなったとき、
裕子は顔が隠れるからなんて言って、喜んでた様な
時があったよね」
キョトンとしている裕子を見て、
女王様は、裕子をキツい眼差しで見つめ「あったよね!!」
思わず土下座をして「はい」と答えた裕子。
その後、顔を上げると、いつもの優しい目つきの戻られていて、、、
「政府のお願いも終わったけど、まだ気が抜けないようだからね。
裕子のために、今度は私が指示してあげるね。
新しいマスクを用意したからさ!これから、これを着けなさい」
と言われ、出されたのは、、、😱
「紺色のマスクと、ベージュのマスクを用意したわ
裕子は、きっと喜んでくれると思うんだけどなぁ。
まさか!政府の言うことは聞けても、私の言うことは聞けないって事はないよね?」
なんて、意地悪そうに言われて、、、
「はい、、、裕子に限って、そのようなことは絶対にありません、、、」
そう答えるのが、精一杯でした😓
「そうでしょ!
じゃ、似合うかどうか、着けてみなさいよ」
だなんてー、、、
「ははは!
この紺色のは、チアリーダーの練習に使ったんだって」
「あははは!
このベージュのは、この冬に私が使ったんだよ」
「あはは!どちらも、裕子らしくて良く似合ってるじゃない」
真っ暗で何も見えないけどぉ
女王様の甲高い笑い声だけが、裕子の頭に響いていました。
「どちらも、裕子らしいけどね。
どこの小娘が使ったか分からない紺色のと、
私が使ったベージュのと、
裕子は、どちらが良いんだい?」
なんて聞いてこられてね、、、
「はい。もちろん裕子は、ベージュの、、、」
と言った瞬間、ビンタが飛んできました!
「お前は、何度言ったら分かるのかねぇ?
私が、ブルマやガードルを被るなんて恥ずかしくて言えないだろ!
だから、紺色やベージュって言ってるんだよ!
お前は、ちゃんと名前で言わなきゃ分からないだろう!?
ちゃんと仰い!!」
「はい!、、、す!すみません、、、
裕子は、ブルマよりも、女王様がお使いになられたガードルが良いです。
女王様のガードルを被らせていただきたいです」
「そうかい。それじゃ、ベージュのを使いなさいよね。
丁度、ロングのところが耳みたいになっててウサギみたいで可愛いし、隙間もできなくて、お前がいても安心して着替えができそうだよね。あはは、、、!!!」
目の前に居られるのは、感じるのですが、全く見えない裕子。
それを確認しているような気配を感じていると、、、
「あはは!こういうのを一度やってみたかったんだよね!はははは、、、
ほら!裕子の新しいマスク姿を皆さんに見ていただきなさい!」
だなんて、、、😢
女王様が、裕子のために準備してくださった新しいガードルです。
裕子は、今日より、このガードルを被り感染防止をさせていただきます。
裕子のために、このような素晴らしいマスクを用意してくださり、感謝いたします。